スタートする事になっている。
まあ、当然といえば当然ですよね。時間差があった場合、後に始まる
卓の対局者の方が他者の最終ポイントを把握する事が出来て、
有利になってしまったりという事が起こる可能性があるわけですから。
4回戦(最終戦)が始まる前にポイントを確認する。
昇級ラインまでは200近く叩かないと届かない。ほぼ不可能といって
いい数字。
降級ラインまでは70くらい。ラスを引かなければ問題なさそうな位置だ。
東場の親番で12000を和了り、ラスの可能性がとても低くなる。
松田さんから出和了ったのだが、松田さんは聴牌していたのか
ノータイムで私の和了り牌をツモ切った。
それまでの模打も今までの半荘と違いとても早く、最終戦は
目標を失っていたのかもしれない。
と書いている私だが、私もこの親満でラスが遠くなり、
決して安心したわけではないのだが、どこか集中力が
低下したような気はする。
もう、あと考える事はできる限り点数を稼ぎ出して
昇級ラインへ近付く事だけである。
しかし、次局に聴牌から白鳥さんに七対子の満貫を打ってしまい
東場の親番が終わる。
ここで考えた事。やはり現実的に昇級は厳しく、大きなラスを引くと
降級も有得るので、手堅く打とうと。
少なくとももう一回ある親番以外の局面での大きな失点はしては
いけないという事だ。
この後は・・・・・
申し訳ないのですが、特に見せ場というか手も入らず引き気味に
打ったので、それほど書くこともなく(^^;
微差の3着で終了。最終節はプラス29.2ポイント。
今期はトータルでプラス3.2ポイントで終了。
第2節に消極的な麻雀を打ってしまい、大きくマイナスしたのが
情けない。とりあえず、プラスまで戻せた事に関しては満足だが、
それでも内容が全て良かったわけではないので、後期は自分で
納得のいく良い麻雀を打ちたい。
そして、後期は同僚で友人である谷井君や実力に定評のある太田君など
手ごわい相手がC2から上がって来るので、さらに気を引き締めて
いかないとという思いと同時にとても楽しみである。
東1局。親の熊林さんの捨牌がそこそこ早そうに見えた。
私の手牌はというと嵌張塔子や中張牌がポツンと浮いている感じ。
親への受けを考え安全そうな字牌を残しつつ、一番枚数が多かった
筒子に寄せていった。
どこからも火の手は上がらず、手を進めていると、捨牌が3段目に
差し掛かった頃、以下の一向聴になる。













②が入れば理想的な聴牌になるが、数巡前にバタバタと3枚切られいた。
上家の松田さんが④を切る。松田さんは正直、攻めているのか
引いているのかわからなかったが、これではっきりした。
嵌張でチーして①単騎の聴牌。①は一枚場に切れており、②の出からも
相当いい待ちっぽい。
終局間際、松田さんがスパンと①をツモ切り、とても嬉しい8000の和了り。
東2局、東3局は手が入らず他家のやり取りを傍観。
東4局、ドラ2のいい配牌をもらう。5巡目に聴牌。














聴牌打牌が確か三なのだが、萬子の場況がそこそこ良さげ。
私はこの手牌の形なら聴牌を取らないで打5とする事が多い。
ドラが7でなければだが。
さすがにダイレクトにドラを引いてしまったりすると痛いので、
ここでは仮聴をとったが。
すぐに4を引き、打2の立直。
中盤過ぎになっても他家からは1枚も索子がこぼれないし、
これはさすがにツモるしかないかと思っていたら、下家の熊林さんから
強い牌が打ち出される。
「ちょっとまずいかな~」と思っているうちに
熊林さんから3が切られ、8000を和了ることができた。
次局、東4局の親番。
大体攻め重視で行って良いだろうと考えながら取った配牌。
よくもなく悪くもなくといった程度。
終盤に差し掛かった頃、やっと立直を打った。⑧が3枚切れの
⑥-⑨待ち。ただ、この時点で筒子が安いにも関わらず、
⑨が一枚も見えておらず、どこかに固まっていそうだった。
やはり、数巡後に松田さんが⑨を暗槓。そして流局。
南入するときには聴牌料などで、48000点近く持っていた。
南場は2着目と3着目で打ち合う展開になり、私は傍観。
オーラスを迎えた時点で、2着目の白鳥さんとは15000点くらいの差。
白鳥さんは跳満をツモるか、満貫を私から直取りすれば逆転することが
できる。
一応、普通に手を進めるがうまくまとまらないうちに下家で3着目の
熊林さんから立直がかかる。
私としては歓迎できる展開だ。白鳥さんは打ってしまうと3着に
落ちる危険があるため、ゼンツはしずらいはず。
念には念をおいて白鳥さんをケアしながら、私はベタオリ。
ほどなく熊林さんがドラの八をツモ和了り、2000-4000。
トップで終了。
この半荘はあまり苦労なく、展開が向いた事によりトップを取れた。
楽でいい事なのだが、手応えはない内容だった。
みんなが書けってうるさいからなー
本命はディープインパクト。
一応、本命嫌いの私。負ける(ちょっとした不安点)要素を
ほじくり出す感じで探そうとするのですが、この馬にはないわ(^^;
今、TVでやってる天皇賞のVTRを見てましたが、無理ですね。
倒すのは。
で、相手なんですがリンカーンかな・・・・・
対抗というよりは3連単の軸馬として。
3着にくる確率は結構高いんじゃないでしょうか。
ノリお得意の2着づけがここでも見られそうな気がします。
そしてヒモはダイワメジャー、コスモバルク、ナリタセンチュリー、
カンパニーってとこでしょうか。
ディープの1着固定で2着、3着の軸馬としてリンカーン、そして
ヒモへ流す。計8点くらいで当たればOKってとこでしょうか。
開局していきなり対面の熊林さんより、早い立直が入る。
私の手は愚形が2つの二向聴。
ただ、数巡進んでいくうちに両方の牌(嵌七と嵌5)の場況は
決して悪くないなと感じた。両方とも山に2枚くらいいそうな感じ。
そして七を引いて嵌張5の役なし聴牌。
開局の親でそんなに待ちが悪くないと思ったのならば、曲げるのが
今の私の麻雀。いくら2枚いそうだと思っても、当然勝てる自信は
それほどない。
次巡、力をこめて自摸った牌は5だった。
裏が1つのって4000オール。
2枚いそうなんて書いたが、とりあえず当たっていたようです(笑)
裏ドラ表示牌が5でしたから。
とにかくラッキーな和了りで点数以上に精神的にも大きなものとなった。
次局は熊林さんに自摸和了られ、簡単に流される。
東2局。熊林さんが客風から仕掛ける。すぐに中も出てポンの2副露。
その捨て牌からほぼ対々の仕掛けと見て間違いない。
ドラは6でそれも持っていそう。
親の白鳥さんが立直で攻め返すが熊林さんがシャンポンのドラを引き
3000-6000の和了り。あっさり捲くられてしまった。
東3局は、松田さんが6巡目に立直。
少し変則的にも見えたが、立直直前の⑤の裏筋の①-④の両面待ちだった。
一発で引かれて2000-4000。
東4局、3巡目にして一向聴。
1巡目に二人が①を切っており、私の手は入り方によっては
②-⑤待ちになる形。「②-⑤になったらいいなぁ」なんて思ってたら
すぐにそうなりました(^^;
平和のみの手はほとんど曲げないのだが、この巡目で良い待ちになったら
話は別。
なかなか引けなかったが、中盤に親の松田さんから出て2000の和了り。
南入してオーラスまではそれほど大きな点棒移動はなし。
オーラスを迎えて、私はトップ目。2着の熊林さんとは5000点位の差。
3着目、ラス親の松田さんとは15000点くらい。
松田さんが一和了りし(500オールだったかな・・・)、1本場。
中盤に下記の一向聴。













西が暗刻になって、手広くなる。
そこに親の松田さんから立直が入る。
聴牌が入った場合、どうするか自分の自摸番が回ってくるまでの間、
必死に考えた。
親に喧嘩を売るのは非常に怖い。西が暗刻だし、ほぼ間違いなく受けきる
ことはできるだろう。
しかし、せっかく聴牌が入ったとしてそんな弱気でいいものか・・・・・
唯一、③-⑥を先に引いた場合だけは引こうと考えをまとめた。
実は6を先に1枚外しており(手が整う前で白などを打ち出したくなかった)、
③-⑥は和了り逃しとなってしまうからだ。
8を引いてすぐに私も聴牌。
時間がかかった場合はほぼ降りに回ることになるので、
すぐに聴牌したことが重要で、これならば勝負と西を切って追いかけた。
下家の白鳥さんが少考の末、⑥切りで2600は2900の和了り。
なんとかトップを取ることができた。
1回戦のラスを帳消しにすることができ、ホッと一安心・・・
はしたが、あとの2回が勝負!と気を引き締めた。
3回戦につづく→